アメリカのパニック映画

アメリカのパニック映画

アルマゲドン

『アルマゲドン』

ここではアメリカのパニック映画『アルマゲドン』についてまとめました☆小惑星の接近で滅亡の危機に瀕した地球を救うべく宇宙に旅立つ男たちの死闘を描いたヒューマン・アドベンチャー。監督は「ザ・ロック」のマイケル・ベイ。脚本は「ダイ・ハード3」のジョナサン・ヘンスレーとロバート・ロイ・プールの原案を基に、ヘンスレーと「心の旅」のJ・J・エイブラムズが執筆。

『アルマゲドン』制作

『アルマゲドン』の製作はベイと「コン・エアー」のジェリー・ブラッカイマー、「ターミネーター」のゲイル・アン・ハード。製作総指揮はヘンズレー、チャド・オーマン、ジム・ヴァン・ウィック。撮影は「ザ・ロック」のジョン・シュワルツマン。音楽は「イレイザー」のトレヴァー・ラビン。美術は「エイリアン3」のマイケル・ホワイト。SFX監修は「アポロ13」のパット・マックラング。出演は「マーキュリー・ライジング」のブルース・ウィリス、「すべてをあなたに」のリヴ・タイラー、「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のベン・アフレック、「ビッグ・リボウスキ」のスティーヴ・ブシェーミとピーター・ストーメア、「ザ・ウィナー」のビリー・ボブ・ソーントン、「コピーキャット」のウィル・パットンほか。

『アルマゲドン』解説

『アルマゲドン』は、『ツイスター』(1996年)で、久々にパニック映画がヒットした事を受けて、企画された映画の一つです。『ディープ・インパクト』は隕石落下という「シチュエーション」を前面に出した作品となっていますが、それと比較すると本作はショットの切り替わりの頻繁なカメラワークなどに見られるように「キャラクター」を前面に出した、『ダイ・ハード』シリーズで活躍を見せたブルース・ウィリスなどを中心とするタフガイのアクション作品といえます☆

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『アルマゲドン』の科学的根拠

アルマゲドンでは、科学的考証は二の次にされています。このため、設定の似た映画『ディープ・インパクト』が、2カ月前に全米公開されています。この2作品の設定・物語の一致は、アメリカの映画作りのシステムに原因があります。アメリカ映画では、1つの映画作品に20~30人の脚本家が関わるという複雑な制作方法をとるため、同じアイデアをもとにして別々の映画会社でそれぞれが製作を始めたものと思われます。うーん、難しいですね~~。

矛盾点

『アルマゲドン』では、下記のような矛盾点が指摘されています(笑)

  • 質量がせいぜい地球の千分の一程度の天体なのに地球と同じような重力下の歩行
  • その割には人間が持ち運べる程度の核爆弾で分裂破壊できる
  • 着陸に失敗して破壊したスペースシャトルの残骸から炎が出ている
  • 地球と同じ程度の太陽からの距離なのに極めて薄暗い

いやはや、皆さん色々突っ込んでいるんですね(笑)

ストーリー(1)

テキサス州に匹敵する大きさを持つ巨大なアステロイド(小惑星)が地球に接近、ニューヨークが無数の隕石群に包まれた。計算の結果、18日後には地球に衝突することが発覚。人類滅亡を回避すべく、NASA 総指揮官トルーマン(ビリー・ボブ・ソーントン)は、小惑星の表面に穴を開け、地中で核爆弾を爆発させれば軌道を変えることができるという案を聞き、石油採掘のプロ、ハリー(ブルース・ウィリス)に惑星上での掘削を依頼する。ハリーは長年共に仕事をしてきたチック(ウィル・パットン)、ロックハウンド(スティーヴ・ブシェーミ)、ハリーの娘のグレース(リヴ・タイラー)の恋人のA.J.(ベン・アフレック)らを呼びよせる。

ストーリー(2)

彼らは厳しい訓練のあと、二機のシャトルに乗り込み惑星に向かうが、A.J.の乗った「インディペンデンス号」は着陸に失敗。ハリーたちは単独で掘削作業に取り掛かるが、作業は困難の極みだった。だが、死んだと思っていたA.J.たちが掘削機に乗って駆けつけ、ハリーと共に掘削を成功させる。喜びもつかの間、誰かが核を手動で爆発させなければならないことがわかる。クジで当たったA.J.が残ることに決まったが、ハリーはA.J.を無理矢理シャトルに乗せ、「お前は自慢の娘婿だ」と言い残して掘削現場に戻り、核のボタンを押す。自らを犠牲にしたハリーの行為により、惑星は軌道を反れ、地球は救われるのだった・・・。

『アルマゲドン』主要人物

ハリー・スタンパー
石油会社「スタンパー・オイル」の三代目社長であり、リーダー的存在。石油掘削において超一流の腕前を持つ。「掘削は科学であり芸術だ」という考えを持っており、12歳の頃から働いている。世界最高の石油採掘人と呼ばれながら、自らは未熟だと語っており、自分が生きているのは腕のいい部下に恵まれているからだという。チック曰く、昔はA.J.のようだった。
A.J.
フロストハリーの部下。若さ故の自信過剰から、自分の勘だけを頼りに行動し周りの言う事を聞かない時もあるが、素質は十分にある。ハリーの娘であるグレースとハリーには内緒で交際している。A.J.は氏名もしくはミドルネームなどの略だと思われるが、何の略かは公表されておらず、劇中でも「A.J.」の名で呼ばれている。
グレース・スタンパー
ハリーの娘でA.J.の恋人。ハリーからは結婚を反対されている。両親の離婚によって母親と離れ離れになり、回りが男だらけという環境で育ったことに対する反感からか、父親のハリーを「パパ」とは呼ばず、「ハリー」と呼ぶ。
チャールズ・"チック"・チャップル
ハリーの右腕的存在で、20年の付き合いのエンジニア。6年間、空軍の特殊部隊に所属していた経験がある。趣味はギャンブルだが、それが災いしたのか妻や息子と別居しており、息子はチックの顔を知らない。ロックハウンド女たらしのきざな男。天才を自称するほどの頭脳を持つ地質学者。12歳でウェスティングハウス賞を受賞していて、19歳で論文を出版、22歳の時にはMIT(マサチューセッツ工科大学)で地質学と化学で博士号を取得、大学教授職にも就けたのだが、自分の頭脳を現場で活かしたかったことと、爆発物を扱えるという理由から石油採掘業をしているという。だが、それだけにキレて常軌を逸した行動をする危険性も秘めている。
ベアー/ジャイティス・カーリーン
サウスダコタ州でバイクを走らせるのが趣味の大柄な黒人。非常に涙もろい。ハリーとの付き合いは10年。身体検査の際、中性脂肪とコレステロール値が共に異常なほど高いために医者から注意を受けた。
オスカー・チョイ
カウボーイを気取る陽気なテキサス男。エル・パソの郊外に牧場を所有している。地質学に詳しい。小惑星破壊計画を聞いた際には、一同の中で「こいつは男の仕事だ」と1番乗り気だった。
マックス・レンナート
通称ドリラーマックス。肥満気味な男。またマザコンな気があるのか、腕に「愛しいママ」というタトゥーを彫った。ドーナッツと、スコットランドの伝統料理ハギスが大好物。
フレディ・ヌーナン
採掘メンバーの一人。喧嘩っ早い性格の人物として描かれている。登場場面が少ないため、詳細は不明だが、インディペンデンス墜落時にオスカーと共に死亡したと思われる。結婚式のシーンでは一番端ではあるが殉職者として写真が公開されている。

『アルマゲドン』スタッフ

  • 監督:マイケル・ベイ
  • 脚本:ジョナサン・ヘンズリー、J・J・エイブラムス
  • 原案:ジョナサン・ヘンズリーロバート・ロイ・プール
  • エクゼクティブ・プロデューサー:ジョナサン・ヘンズリー、チャド・オマンジム・ヴァン・ヴィック
  • 製作:マイケル・ベイジェリー・ブラッカ、イマーゲイル・アン・ハード
  • 撮影:ジョン・シュワルツマン
  • 美術:マイケル・ホワイト
  • 音楽:トレバー・ラビン
  • 編集:マーク・ゴールド、ブラットクリス・レベンゾン、グレン・スキャントベリー
  • 衣装デザイン:マギャリー・ギダッチ、マイケル・カプラン
  • 特殊効果:パット・マックラング
  • 字幕:戸田奈津子

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